PC高速化レシピ_windowsマシンの高速化メンテナンス方法紹介

使っていると日々重くなるWindowsマシンの最適化方法の解説・検討ブログ

2019年05月

こんばんは、こうちゃんです。

今回も、シンプルに、パソコン内部のパーツ交換で高速化しよう、という
ハードウェア面での改善のお話です。

少し前のパソコンですと、起動もデータ保存もハードディスクで、
というのが当たり前でしたが、近年高性能のSSDがどんどん安価で販売されていまして、
そのSSDが読み書き速度がハードディスクのゆうに10倍ほど、などということも多々あります。

そしてその速度を利用し、
システムの根幹であるWindowsをSSDにインストールし、動作させると、
それはそれは高速動作するようになります。

例えば、起動時で言えば、
ハードディスクにシステムが入っていた時に、起動に1分かかったのが、
SSDにすると10秒、というくらいはっきり効果が出ます。

どうしても買い替えでSSDにシステムを入れる場合、
1からフォーマットして、SSDにWindowsをインストールする、という作業が発生し、
慣れない人には負担ですし、長年使っていた人は、
各種アプリの再インストール等は手間だとは思いますが、
どうしても毎日パソコンを使うので高速化の方が命だ、という方にはオススメです。

なお、システムを入れるだけなら、
32GBか64GBあれば十分ですので(データ保存は今までのハードディスクを利用)、
そのくらいの容量のSSDの場合、最近では5000円しないで購入できるくらい安くなっています。

参考:SSDとは

ソリッドステートドライブ(英: solid state drive, SSD)とは記憶装置として半導体素子メモリを用いたストレージ(特に、ディスクドライブ)として扱うことのできるデバイスである。
・シークタイムがないためランダムアクセス性能に優れる
・物理的な稼動箇所がないため省電力、動作音がしないので静か
・物理的な稼動箇所がないためHDDよりはるかに振動・衝撃に強い
などの利点を持つ。

また、最近では、新しいSSDに1からOSを入れていく手間を省けるように、
バックアップソフトなどにあるドライブの内容をまるまま別のドライブに移し、ファイルコピーなどでなく、OSの起動領域までそっくり同じにしてくれる、
クローニングという機能を提供してくれるソフトなども、
なんと無料で多々登場しています。
そのようなソフトを使いましたら、ドライブ買い替えも大して負担にはなりませんし、ぜひ狙っていきたい高速化手段になりますね。

こうちゃん

こんばんは、こうちゃんです。

こちら、便利さを犠牲にしてしまったら本末転倒な気もしますが、
ちょっとした設定による高速化の方法のひとつ、

画面解像度を落とす

です。
昨今、画像処理関連が優秀なパソコン、高性能なグラボを積んでいたり、最初から4Kを売りにしているモニタ一体型パソコンなどで、
画面解像度が4K(3840×2160)などの画面出力可能なものですと、
もちろん画面の作業領域が広くて便利、というのはありますが、解像度が高いとそれだけに画面に映し出す内容を処理するのにパソコンに負担をかけます。
もちろん4K対応のパソコンなど、たいていは高性能なので、GPU、グラフィックボードへの負荷など考えるほどでもないのですが、それでも高解像度対応のパソコンゲームなどは、
解像度を上げると露骨に重くなり、いっそゲーム中は画面解像度を落とすとサクサク動く、なんてこともザラにあります。

解像度を落としたことで、仮にパソコンがサクサク動くようになっても、
画面の表示領域が狭くて、仕事や各種作業が不便になり、作業効率落ちました、
なんてなったらPC高速化の意味が大してなくて、本末転倒ですが、
作業に支障の無い程度でしたら解像度を落とすのもありです。
例えば、きれいな映像や写真が見たい時は4Kで、
多くの作業をこなす時やゲーム時は、フルHD(1920×1080)以下に、なんて使い分けるのも悪くはないものです。
そうそうちょこちょこ画面解像度なんて変えないかもしれませんが、よろしければ豆知識くらいに、心の片隅にでも置いておいてください。

こうちゃん

こんばんは、こうちゃんです。

Windowsを高速化する設定面での初歩は、
コントロールパネルのシステム設定で、パフォーマンス優先にすることです。

Windowsは、Windowsエアロと呼ばれる、ウインドウを開く時のアニメーションをはじめ、
フォルダの動作、アプリ立ち上げ時、などなど、多彩な視覚効果を使っています。
他、ウインドウの枠の透過など、なくても困らない部分にまでパフォーマンスを使っていまして、
それらをすべて切ってしまうことで、メモリの節約、および、動作の快適化が図れます。

コントロールパネルのシステム→システムの詳細設定から、
パフォーマンスを選んで、パフォーマンスの優先、を選択しますと、
Windows独特の画面効果(ウインドウのアニメーションのような)が全部切られ、まるでXP時代のようなレトロな外観になりますが、これがが一番PCに負荷をかけないので、動作が高速になります。

見た目はやや古臭くなりがちですが(Windows10あたりはそうでもない)、
全体的に動作が軽快になりますので、
高速化の初歩としては大変オススメです。

ただし、ごくまれにですが、ノートパソコンなどの場合、
熱のこもりやすい環境などですと、熱暴走でPC再起動してしまうことなどもありますので、
一応設定変更直後は様子を確認しましょう。

こうちゃん

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